エコロジー
一般的な紙おしぼりは、使い捨てで、石油系化学繊維や接着バインダーを使用しているので環境に良くないと言われています。ところが、サンフィールプレミアムの原料はレーヨンとパルプを使用しており、環境に優しい天然素材100%の生分解性素材。例えば、サンフィールプレミアムを土に埋めると、3ヶ月程度で土に返るという特性があります。また、紙おしぼりで手を拭くと紙が粉末状になって手に付着してしまうことがありますが、この原料を採用したことによりこのことも解消することができました。
原料構成比:レーヨン45%・パルプ55%
パルプ:木材などの植物原料を機械的または化学的に処理してセルロースを取り出した状態のもの。
レーヨン:植物性再生セルロースから作る光沢のある人造繊維。人造絹糸。
セルロース:植物の細胞壁の主成分をなす多糖類の一種。ブドウ糖が直鎖状につながった構造で、レーヨンの製造原料。繊維素。
素材
紙おしぼりは、すぐに乾いてしまう。そんなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。サンフィールプレミアムに使用されている素材は、「スパンレース」と言って3層構造で構成されています。パルプ層を中央部に、その両側を長い繊維のレーヨン等で構成された3層層部をウォータージェットと呼ばれる高圧の水で絡めてシート状にしたものです。3層構造にしたことにより、保水性・吸水性を高め、今までの紙おしぼりに比べはるかに乾燥速度を遅くすることが可能になりました。
水
紙おしぼりで重要なのは水です。それは、直接手に触れるものだから。栃木県佐野市(旧田沼町)は、食品工場も多くあり良質な水で有名です。そのような場所に工場を構え、良質な水約99%と肌に優しく抗菌効果に優れた安全な薬品約1%を使用しております。
※万が一、肌に合わない場合はご使用を避けて下さい。
強度
紙おしぼりを使うと、すぐに破けてしまう・・・。そんなお客様の声から、私達の挑戦は始まりました。サンフィールプレミアムは素材を3層構造にすることによって強度も格段に強くすることができました。また、当社実験では3回洗濯しても、使用可能であることが実証されました。
当社社員が実際にサンフィールプレミアムの強度を実験した画像→
タオルウォーマーにも対応
やはり、おしぼりは温かくしてお客様に出したいもの。しかし、今までの紙おしぼりの包装フィルムでは高温に耐えることができませんでした。そこで、サンフィールプレミアムは、包装フィルムを130℃の熱にも耐えられる耐熱フィルムを使用することにより、タオルウォーマーでおしぼりを温めることが可能になりました。
※タオルウォーマーに入れた場合、徐々に水分が蒸発しますのでなるべくお早めにご使用下さい。
デザイン
今までの紙おしぼりにあまりなかったもの、それはデザイン性。私達は、某有名建築物の内装デザイン等を手掛けたデザイナーに依頼し幾度となく原案の打合せを重ねました。そして、女性に対するアンケート調査を実施し、デザイン案の中で最も人気度の高かったものを最終的に選びました。更に、フィルム印刷の段階では、職人さんと何度も色の調合や刷り直しを重ね、最後の最後に職人さんの口から「これだけキレイな色を出せたのは久しぶりだよ!」という職人さんも納得の声をいただきました。こうして、ようやく出来上がったもの、それが「サンフィールプレミアム」です。