飲食店に行けば、たいがいどんな形であれ「おしぼり」は出てきます。つまり、お客様の視点からは「おしぼり」は出てきて当たり前のものです。
そうなると、そこに人の手を介入させて、いかにインパクトを与えるかが、重要になってきます。
それでは、「当たり前に出てくるもの」からお客様にインパクトを与える「最強のツール」にするためにはどうしたら良いでしょうか?
実際のお客様の事例から紹介させていただきます。
おしぼりを半分に折り、両端を持ち真ん中からおしぼりを取っていただく。
スナックさんでは当たり前のように行っている方法ですが、日中営業しているお店に応用すると大変効果的です。
おしぼりのフィルムの先端を破り、そこからおしぼりを取っていただく。
今、封を開けたばかりの新鮮なおしぼりだということを印象づけることができます。
封を開けたおしぼりの端を親指ではさみ、お客様に渡す際に「クルクルッ」と下に落とすようにしてお渡しします。
食前と食後に2回おしぼりを出し、お客様の満足度を飛躍的に上げることが出来ます。
繁盛しているお店は、上記のような方法でサービスの充実を図り、お客様をリピート客に育てる工夫をしているようです。 皆様もこれ以外にも色々と検討してみてはいかがでしょうか。
笹川勇 / 著
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